九州環境ボランティア会議in阿蘇
厳寒の日々
今日は県民の森にまで薪材を取りに行っていたようです。
重い薪材の上げ下ろしは過酷な重労働です。
ここまで厳しい寒さが続くと、いつの間にか地球温暖化の話が聞かれなくなりました。^^
一方で地球は寒冷化しているという説もあり、目先の気温の変化にとらわれてヒステリックに叫ぶだけでは、真の環境問題は見えてきません。
情報リテラシーという言葉があります。
差し出された情報を鵜呑みにするのではなく、それを分析して活用していくことです。批判的な解析をしていくことです。批判というと日本ではやっつけるとか否定するという意味合いの非難にも似た使われ方をしていますが、本来は違います。
批判とは対象にさまざまに付与された既成のものを一度括弧にいれて、今一度新たに吟味し考察していく作業のことです。
たとえばマルクスの『資本論』にはなぜ経済学批判というサブタイトルがついているのか。経済学を非難していくということではないですよね。既成の経済学を今一度新たに吟味しますということです。こういうことが真のインテリジェンスでしょう。行間を読み解くことです。
「環境」というワードは流行なのでさまざまな情報が飛び交っていますが、鵜呑みにしたりイメージに惑わされずに、この先を見据えていきたいです。